
元住吉のネイルサロンclearのブログにお越しいただきまして、ありがとうございます。
今日はclearにはどんなメニューがあるのかをご紹介したいと思います。
どんなメニューが受けられる?
ネイルサロンというとネイルだけができるイメージですが、clearはネイルだけでなく、手肌や足甲・足裏の入念なお手入れをご提供しています。
今回はまずジェルネイルについてお伝えさせていただきます。

お爪の健康を維持
ジェルネイルを続けていると
「自爪が薄く弱くなってくる」
「一定期間やっていたらお休み期間が必要」
といった認識をお持ちの方もおみかけしますが、当サロンではお爪への負担を最小限にとどめる技法で行っております。
ダメージがゼロとはいいませんが、裸の爪で過ごすダメージと、ジェルをつけているダメージを比較すれば、ジェルを付けて過ごしている方が守られている度合いが勝つというのが私の認識です。
実際、長期間ジェルをつけ続けていても、顕著に爪が弱くなったり、お休みが必要といった状態になる方はおられません。
裸の爪で過ごしていても、日常生活の中で爪表面は傷つき乾燥してダメージを受けます。
爪は消耗品で、だから絶え間なく伸び続けてくれるのです。
また、当サロンではオフの際アセトンを使いません。
アルミホイルで指先を巻くオフの際に使用される溶剤で、経験されたことがある方も多いかと思いますが、アセトンは脱脂作用がとても強く、爪と皮膚へのダメージがとても大きいのに加え、空気中に揮発した成分を吸い込むことで呼吸器官に与える影響も小さくありません。
当サロンではフィルインというベースジェルの一層を残す技法で行っており、これはアセトンを使わないだけでなく、爪表面への負担を減らすことができる優れた方法と言えます。
圧倒的にモチがいい
当サロンでは多くの方が4週間のペースでジェルを付け替えられますが、その間ジェルが浮いたり欠けたりという方はほぼいらっしゃいません。
ジェルの密着の強さはお爪の性質によって異なるので、なかには浮いてきやすい爪質の方もいらっしゃいますが、施術を工夫することで基本4週間以上密着したままお過ごしいただけています。
「こんなに綺麗にもったの初めて!」
とお喜びの声をいだたくことも多いです。
また、上の「お爪の健康を維持」にも関わってくるところですが、ジェルが剥がれると自爪表面を大きくもっていかれてしまうことが多く、これはとても爪が傷み弱くなります。
ジェルのモチがいいことは、爪を傷めないことに直結する大切なポイントです
ジェルアレルギーのリスクを極力回避
ジェルアレルギーという言葉をご存知でしょうか。
近年増え続けているアレルギーで、ジェルの成分に反応し皮膚に炎症やただれなどを引き起こします。
指先の皮膚に起きれば原因に気づきやすいのですが、腕の内側や胴体の皮膚に症状が出ることもあり、その場合因果関係に気づくのはとても難しいことが多いでしょう。
花粉症などと同じで、コップの水が溢れるように許容範囲を超えると発症するので、コップの水がたまらないようにすることが大切です。
要因はたくさんありますが、ジェルアレルギーを回避するのに特に大切な点は、使用するジェルの種類と、未硬化ジェルの残留です。
かなり専門的な話になってしまうので詳細はここで述べませんが、ポイントは下記です。
①アレルギーを引き起こす可能性が高い成分が入っていないジェルを使う
②施術の際に必ず発生する未硬化ジェルを皮残留させない工夫をする
①に関しては、まだ多くはないですが従来よりジェルアレルギーに配慮され、特定の成分を含まずに製造されているジェルが入手できるようになり、当サロンではそちらを使用しています。
安価なジェルにほどアレルギー因子になる成分が多く含まれたジェルが多いですが、セルフジェルをやっていた経緯がある方にジェルアレルギーが多いのは、これが要因のひとつといえます。
②に関してですが、「未硬化」という言葉を聞き慣れない方も多いかと思います。
ライトの光に当てるとジェルが固まるのは分子同士の結合が起きるためで、これを硬化と呼び、結合しきっていない成分が未硬化ジェルで、これがアレルギーの大きな要因となります。
未硬化ジェルの原因は、ライトの照射時間の不足のほか、光の当たる角度に死角がある場合などがありますが、そもそも一部の特定のジェルを除いて、基本ジェルにはどれだけ正しい角度で、正しい時間光を当てても未硬化ジェルは残るという性質があります。
施術の最後に溶剤に浸したコットンで爪表面をキュッキュと拭かれた経験がある方もいらしゃると思いますが、あれは表面の未硬化ジェルを拭いているのです(ちなみにこのやり方だと、コットン表面に付いた未硬化ジェルが次に拭く爪の周りに付いてしまう恐れがあるので、当サロンではこのやり方でやっておりません)。
光の当たる角度についてですが、昔主流だったUVライトの頃は、底の反射板にしっかり反射してライト内にあちこちから光が射し、死角が起きにくかったのですが、今主流のLEDライトは光が直線にしか走らず反射しないので、爪先端側面に光が当たらないことがあります。
未硬化ジェルはハンドソープで洗ってもきれいに落ちるものではなく、爪先端に未硬化ジェルが残るとその爪で皮膚を触ったり目をこすったりすることで体内に取り込まれてしまいます。
当サロンではこれを防ぐために最後に手を裏返してライトに入れていただいています。
日本では数少ないジェルアレルギーの研究をされている皮膚科医さんの講習で学んだ方法ですが、これは先端の硬化不良を完全に防ぐのにとても有効で、本当に講習を受けて良かったなと感じています。
アレルギー物質の対象はとても幅広く、花粉やあらゆる食品のほか、太陽や水、なかには自分の汗といった超自然なものにもアレルギーは起きることがあります。
化学物質は更にリスクが高いわけで、ジェルは決してリスクが低いものではありません。
ジェルを愛好してくださっている方には、
「もうマニキュアには戻れない・・・」
という思いをお持ちの方が少ないと思います。
末永くジェルを楽しんでいただけるよう、これからも勉強を重ねて極力リスクを避けた施術を提供し続けられるよう努めてゆきたいと考えています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!